ohana本舗
ohana本舗
株式会社ohana本舗は、大分県臼杵市野津町の日当たりの良い小高い丘に本社を置き、自社農場から全国へ向けて新鮮な野菜をお届けしています。栽培面積は露地4ha、簡易ハウス3ha(47棟)です。年間約15品目を生産しており、主な販路はふるさと納税と宅配、量販店を中心とした小売となっています。社名の「ohana」は、ハワイ語で「家族」や「絆」、「つながり」を意味します。「安心で新鮮な有機農産物を、私たちがこだわりを持って栽培し、お届けすることで、健康な家族、温かい絆でつながる社会づくりに貢献したい」という想いが込められています。また、ohana本舗では「野菜を介した健康支援」というコンセプトを掲げています。そこでは、土づくり、有機、鮮度、おいしさの4つの要素を大切にしています。土づくりは、農薬・化学肥料を使わずに、豊かな土壌をつくること。有機は、JAS認定済の圃場で有機野菜をつくること。鮮度は、温度管理を徹底し、新鮮な野菜を届けること。おいしさは、野菜本来の味を引き出すことにこだわりを持って、取り組んでいます。
生産者さんインタビュー
農業を始めたきっかけは何ですか?
ohana本舗は総合健康企業フォレストグループの一員として、2012年に設立されました。食や野菜を通した健康支援を通して、人々の健康維持のお手伝いをしていくことが設立目的です。食べて健康になる野菜を作るために有機農業に特化しました。
現在特に力を入れていることはありますか?
大口販路拡大と経営安定のため、共同出荷グループの強化に力を入れています。また、特に大分県内において、有機農業発展のため、認知度を高め、人々の理解を得ることも必要だと感じています。長い目で見ると、若手有機農業者の育成も重要だと考え人材育成にも力を入れています。
将来の目標を教えてください。
九州No.1の有機野菜の生産農場を目指しています。大分県のオーガニック野菜といえばohana本舗と言っていただけるようになることが目標です。将来的には農業DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現も視野に入れて、効率的な農業経営を模索していきたいと思っています。
ohana本舗
総合健康企業“フォレストグループ”の一員として2012年に設立された農地所有適格法人。農薬・化学肥料を一切使用しない “有機栽培”で育てた野菜を、農場からの採れたてを直接届けている。
ohana本舗
農園のこだわり
絶対に安全であること
全圃場で有機JAS認証及び、有機JAS小分け認証を取得しています。JASで認可されている生物由来の農薬も一切不使用です。農場選びにも安全性を追求しています。他の畑からの化学肥料の飛散や、雨水による土壌汚染を防ぐために、高台で野菜づくりを行っています。土づくりには臼杵市の有機用堆肥「夢堆肥」と「活丸くん」を使用。安全性を保つためにすべて種まきから行い、育苗・手入れにも時間と手間を惜しまずじっくりと育てます。
高栄養価であること
旬の野菜を中心に栽培しているため、味・色が濃い栄養満点の野菜が育ちます。栽培において、適切できめ細かな水管理は欠かせません。また、栽培前の除草対策も徹底し、作物に十分な栄養がいきわたるようにしています。ビニールハウスを設置し、成育時の最適な散水量と病害虫対策も徹底して取り組んでいます。
新鮮であること
鮮度の保持にもこだわっています。収穫した野菜は農場横に待機させ、約10℃に保った保冷車に乗せて集出荷場に運びます。袋詰めと箱詰め作業を終えると、それぞれの野菜にとって最適な温度環境を維持するため出荷場大型保冷庫で保管されます。こうして、獲れたて新鮮野菜をお届けする体制を整えています。
主な作物
ルッコラ
サラダ水菜
スイスチャード
コーラルリーフ
小松菜
出荷スケジュール
自慢のサラダ野菜
生産者さんから一言
「食の健康」をモットーに元気になる野菜をお届けしていきます。生きた野菜から得られるのは生きる力。人の体にとって重要な野菜の力を最大限に引き出すために、私たちは日々努力しています。
有機野菜では当たり前とされてきた虫食いなどの葉っぱなども極限に減らし、味はもちろんのこと、見た目も綺麗な有機野菜です。年間約15品種以上を準備しており、その時期で最も美味しい旬の野菜を販売しています。他と比べ日持ちが良いことで評判で、食べた方からは「みずみずしい」「生命力を感じる」「色・味が濃い」といった嬉しいお声を頂いています。