安心院オーガニックファーム
安心院オーガニックファーム
安心院オーガニックファームは大分県宇佐市の安心院(あじむ)町に位置しており、水質の良い湧き水や有名な滝などもある豊かな自然環境の中で質の高い野菜が栽培されています。総栽培面積は15haで、ハウスが105棟(約3.5ha)あります。ベビーリーフやパクチー、レタスなどの有機野菜が生産されており、中でもベビーリーフは全体の90%を占め、その生産量は1OOtにものぼります。「魂を込めた土づくり」をモットーに、幾度となく試行錯誤を繰り返すことで、土づくりのノウハウを確立させてきました。その土壌で育てられた野菜たちは、「味が濃く、えぐみが少ない」「日持ちが良い」という特徴があります。現在は関東圏の飲食店が主な出荷先となっていますが、販路拡大に向けて、新規圃場の環境整備、農業用倉庫の整備を進めています。
生産者さんインタビュー
農業を始めたきっかけは何ですか?
安心院オーガニックファームは東日本大震災の影響を受け、産地連携を図る目的で大分県安心院町に生産拠点を作ったのが発端です。
現在特に力を入れていることはありますか?
特に、というわけではないですが、常に良い食材をつくつていきたいと考えています。そのために欠かせない土づくりや、持続可能な環境整備にはいつも心がけています。
将来の目標を教えてください。
私がこれまでに培ってきた技術や知識を共有し、有機という震業のあり方をもっと広めていきたいと思っています。それから、空いた土地を新規圃場として整備して、新しい作物の生産にもチャレンジしたいです。ゆくゆくは、生産者や地域企業と協業して、古民家や自然を活かした安心院町ならではの飲食事業も手掛けていきたいと考えています。
安心院オーガニックファーム
茨城県の有機農業法人と福岡県の有機農産物販売会社が共同で立ち上げた農業生産法人。安全と健康を第一にし、安定した野菜作りに取り組んでいる。
安心院オーガニックファーム
農園のこだわり
自然循環型農業
野草や落ち葉、家畜の糞尿、食品由来の残漬などの有機資源を堆肥やぼかし肥料として、土に施し、土中の微生物活性の促進や作物の栄養分として活用しています。また、地元の酒造業者の焼酎かすなど、地域資源を活用した循環型農業にも積極的に取り組んでいます。
土づくりと栽培への心がけ
肥料・堆肥について学び、自社で独自に配合した堆肥を作っています。また、土の状態を把握するため定期的に土の健康診断を行っています。特に心掛けていることは栄養分が過剰にならないようにすることと、ミネラル分の調整です。これらを適切に行っていくことで作物が健全に育ち、病害虫にも抵抗力のある野菜ができます。
認証について
有機JASに加えてJGAP認証も取得済みです。食べる人、つくる人の安全と健康を大事に想い、全ての圃場で農薬や化学肥料を使わない野菜づくりを行っています。
主な作物
ベビーリーフ
パクチー
リーフレタス
サラダ小松菜
出荷スケジュール
自慢のベビーリーフ
生産者さんから一言
私たちの育てた野菜が「おいしい」と言ってもらえることが何よりの喜びです。それには人(消費者)、良い環境、そして資源の存在が必要不可欠です。これらの恩恵に心より感謝しつつ、豊かな食文化に貢献し続けていければと思います。
小松菜・ほうれん草・水菜・赤レタス・青レタス・ビーツ・ルッコラ・ケール・ターサイ・マスタード等、上記の中から4種~6種の幼葉を8~10センチ程度にカットし、ミックスしたサラダ野菜を袋詰めして販売します。季節や時期によって品種が変わるため、季節毎の味を楽しむことができます。